豊富なビタミンを持つトウモロコシを食べれば夏バテ知らず!?

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とうもろこしは世界三大穀物に含まれるほどに
炭水化物量が豊富とうもろこしは、食品成分表上は野菜類に分類されていますが、
米や小麦と並んで世界三大穀物の1つであるため、穀類に分類されていることも多いようです。

日本で一般的に食べられているとうもろこしは
スイートコーンといわれており、栄養素としては炭水化物が多くの割合を占めています。

米や小麦に比べると100gあたりの炭水化物の量は少なめではありますが、
じゃがいもや里芋と同じくらいの炭水化物量が含まれているんですよ。

今回はそんなトウモロコシについてご紹介します!!

トウモロコシに豊富な成分

①食物繊維
とうもろこしの効果で特筆すべきは食物繊維ですね。
とうもろこしの実の皮は『
セルロース』という不溶性食物繊維がたくさん含まれています。

とうもろこしが原型を保ったまま体外に排出されるのはこのセルロースがあるからなんです。
セルロースが腸内で水分を含み便のかさ増しの役割を果たし、腸内を刺激して便通を良くします。

腸内環境が良くなることで、免疫力が上がり、大腸がん予防も期待できます。
便秘が解消されることで、肌荒れ改善やダイエット効果もあります。

ほかには糖質や脂質の吸収を緩やかにするので、
コレストロール値の改善、血糖値の改善が見込めます。
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②ビタミンE(トコフェロール)
ビタミンEは抗酸化作用に優れているので
美容やアンチエイジングに効果的なビタミンです。
茹でたとうもろこし1本で1日に必要なビタミンEを摂れてしまうので非常に効率がいいですよ。
缶詰ではビタミンEの含有量はガクッと減ってしまうので、
美容目的なら茹でたり焼いたとうもろこしを食べるようにしましょう。
コーンスープなどにするのもおすすめです(^^♪
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ビタミンB1、B6やカリウムが豊富
ビタミンB1の働きは…
穀類や糖類を体内で分解、吸収する働きを持つビタミンB1

脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ役割も。
不足すると、疲れやすさや体のだるさ、手足のしびれといった症状が出ることもあります

ビタミンB6の働きは…
資質や炭水化物の代謝をサポートしたり、動脈硬化の予防が期待できるのがビタミンB6です。
不足すると肌荒れや口内炎の原因になったり、貧血や下痢を引き起こすこともあります。

特に妊娠中の女性は、胎児のためにしっかり摂っておきたいビタミンです。

カリウムの働きは…
人体に欠かせないミネラルの1つであるカリウムは、
細胞の浸透圧を維持・調整といった働きをするものです。

ナトリウムの排出を促し
血圧上昇を抑える働きもあるため、高血圧の予防にも期待できます。
不足すると、体がむくみやすく、倦怠感や食欲の低下を招く可能性があります。

ビタミンB群
体がエネルギーや筋肉をつくる代謝を助ける働きがあります。
その中でもビタミンB1
疲労時に貯まる乳酸が蓄積しないように働くため、疲労回復効果が期待できます。


食べすぎ注意!意外と多い糖質
甘くて美味しいとうもろこしですが、
海外では主食にしている国や地域もあるくらい、糖質を多く含んでいます。

豊富な糖質がエネルギーのもととなり、
夏バテを吹き飛ばすのに役立ちますが、美味しくてつい食べ過ぎてしまうと、
糖質の摂り過ぎにつながります。

糖質が気になる方は、
ごはんやパンなどの主食と置き換えてみるのがいいかもしれませんね。
とうもろこしはビタミンや糖質が豊富で、
食欲が落ちて夏バテしやすい時季には
栄養補給のお供になってくれること間違いなしです!

猛暑が予想される今年の夏は、
おかずにスープ、おやつにもなる優秀なとうもろこしで、夏バテ知らずを目指しませんか?

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