美容の大敵ニキビの原因と対策とは!?【正しいスキンケアで美肌を手に入れよう】

ぽつぽつと白く、または赤く盛り上がったお肌は、肌本来の美しさを損ねる原因になります。

また、膿をともなうニキビは触ると痛みを感じることもあり、
心身ともにつらく感じてしまうでしょう。

そんなニキビですが、思春期特有の症状ではなく、大人になってからもできます。
ただし、思春期ニキビと大人ニキビでは発生原因が異なるため、
お肌の調子を取り戻すためにも原因を知り、適切に対処することが大切です。

そこで今回は、大人ニキビの特徴と原因、
すぐに実践できる3つの対策方法をご紹介します。
大人ニキビにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。



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大人ニキビとは
大人ニキビとは10代でできる思春期ニキビとは違い、
大人ニキビは年齢を重ねてからできるニキビを指します。

一般的に、思春期ニキビは
成長期特有のホルモンバランスの乱れによって引きおこされます。

額やTゾーンなどの皮脂分泌が多い部位にできやすく、
生理的な症状なので大体3~4年でなくなります。

一方、大人ニキビは
生活習慣の乱れや乾燥、ストレスや疲れなど発生原因がさまざまです。

発生部位にも違いがあり、頬やあご、フェイスライン、首などによく見られることから、
無意識に触ってしまい悪化するケースも珍しくありません。

また、ゴシゴシ洗顔やクレンジング、化粧などでお肌にダメージを与えてしまうと、
症状が悪化したりニキビ跡が残ったりすることもあります。

大人ニキビは
発生原因がライフスタイルに起因していることも多いため、症状を繰り返す方も頻繁に見られます

。原因を解消しなければ治るどころか悪化の一途をたどってしまうので、
早期に対処することが重要です。大人ニキビができる流れを知ろうニキビの発生には、
「皮脂の過剰分泌」
「毛穴のつまり(角化異常)」
アクネ菌の増殖」の要素が関わっています。

大人ニキビの発生にもこの要素が大きく関わります。
大人ニキビの発生原因はライフスタイルに起因しているとよく言われますが、
どういったときに、この3つの要素が発生してしまうのでしょうか。

皮脂の過剰分泌皮脂の分泌量は気温が上昇したときなどに増えますが、
糖分や脂肪分の多い食生活などでも増えてしまうことがあります。

増えた皮脂が毛穴に詰まることで、ニキビができやすい状態になります。
毛穴のつまり(角化異常)肌の一番外側にある角層部分が、厚くなることを角化異常と言います。

厚くなった角層が皮脂の出口の毛穴をふさいでしまうと、
皮脂や肌の老廃物が詰まり、ニキビが発生してしまいます。

生活習慣の乱れや、肌の乾燥、紫外線などの刺激で肌のターンオーバーが乱れると、
角化異常が起こりやすくなります。

アクネ菌の増殖皮膚表面や毛穴の中には、さまざまな細菌(常在菌)が存在してます。
アクネ菌もその一種です。
普段は肌を守る働きをしていますが、皮脂の過剰分泌や角化異常などで毛穴が詰まり、
皮脂などの栄養が多い環境になると過剰に増殖してしまいます。
その結果、炎症を引き起こし、赤ニキビを発生させてしまいます。

原因1:洗浄不足
おでこ、生え際のニキビ主な原因はシャンプーや、洗顔料、整髪剤の残りです。
汚れを落とすためのシャンプーや洗顔料ですがすすぎが不十分だと、
毛穴の中にシャンプーの成分が残ってしまい、
それが毛穴に潜むアクネ菌の栄養源になります。

頭皮のかゆみや、赤みもこれが主な原因です。
頭皮の汚れはすすぎで80%は落ちると言われています。
シャンプーの前など、ブラッシングをこまめにすると、汚れが浮き出て、落ちやすくなります。
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原因2:頭皮のうるおい不足
過剰に洗髪をしている人やダイエッために
脂肪分を抑えた食生活を中心にしているという人は、
頭皮がうるおい不足に陥っている可能性があります。

頭皮のうるおいが不足すると、
外部からの刺激に弱くなりニキビができやすくなってしまうのです。
頭皮がかゆくなったり、かきむしる癖があったりする人は要注意です。
洗髪をするたびに頭皮からうるおいが奪われます。
洗髪は1日1回に留め、頭皮のうるおいを必要以上に奪わないようにしましょう
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原因3:ホルモンバランスの乱れ
不規則な生活を続けていたり、ハードワークによる疲れをためていたりしませんか?
ストレスは健やかな肌にとって大敵です。

ストレスによってホルモンバランスが乱れると
皮膚が新しく生まれ変わるためのターンオーバーが乱れてしまうのです。

肌のターンオーバーが乱れると、
ニキビができやすく治りづらい状態になってしまいます。

また、ホルモンバランスが乱れることで男性ホルモンの活性化につながり、
皮脂の分泌が増えてニキビを作りやすくなるとも言われています。
ホルモンバランスの乱れを整えるためには、
規則正しい生活を送ることを心がけましょう。

特に睡眠不足はダイレクトに皮膚の状態に影響します。
忙しいときこそ睡眠時間を確保するのが大切ですよ。

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ニキビの正しい治し方・予防方法
ピーリングをする
自分で簡単にできるニキビ治療がピーリングです。
ピーリング剤やスクラブを使い、毛穴を塞いでいた古い角質を取り除きます。

毛穴に詰まった皮脂や角質も一緒にキレイにしてくれるので毛穴にも効果があります。
ただし、あまり刺激の強いピーリング剤を使うと、
かえってニキビの炎症を悪化させてしまう可能性もあります。

ピーリングをする際はなるべく刺激を与えないよう注意しましょう。

食事や生活習慣に気を付ける
ニキビを治す・予防するためには身体の内側からのケアも欠かせません。
睡眠時間や食事バランス、ストレスには日頃から注意しましょう。

脂っこいものや炭水化物の摂りすぎは皮脂の過剰分泌に繋がります。
野菜やお肉、魚もバランスよく食事に取り入れましょう。

角質や皮脂の分泌をコントロールする作用があるビタミン、ミネラルなどが含まれています。
規則正しい生活習慣やバランスの取れた食事は、ニキビの改善だけでなく予防にも役立ちます。
ぜひ、内側からのケアにも気をつけてみてください。
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正しいスキンケアを心掛ける
ニキビを初期の段階で治すためには正しい方法でスキンケアを行うことが大切です。
具体的には、以下のようなポイントを心掛けることをおすすめします。

・メイクはしっかり落とす洗顔
・たっぷりと泡立てて行うゴシゴシとこするように洗わない

・すすぎ残しのないようにしっかりすすぐ
洗顔後はしっかりと保湿する
・洗いすぎはかえって乾燥を招くのでNG
「皮脂の過剰分泌が原因でニキビができるのなら、保湿しすぎない方がいいのでは?」
というのは、よくある勘違いの1つです。

保湿をしないと肌は乾燥してしまい、
かえって皮脂の過剰分泌を促進してしまいます。

また、洗いすぎも同様の理由でおすすめできません。
洗顔料を使ってしっかりと洗顔するのは夜の1回のみで十分なのです。

クリニックで治療してもらう
ニキビができてしまった際、
もっとも有効な治し方はクリニックで治療してもらうことです。

専門の知識を持つ医師に、清潔な器具を使って正しく治療してもらうことが1番早く、
正確にニキビを治す方法です。

また、クリニックに診察してもらうことで薬を処方してもらえることもあります。
皮脂の分泌量を抑える薬や抗菌作用のある薬を処方してもらえるのも
クリニックでの治療ならではのメリットです。

ニキビは肌の炎症の1つです。気になる方は無理に自分で処理せずクリニックに相談しましょう。
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まとめ
本記事ではニキビの原因と対策についてご紹介しました(^^♪
肌のお手入れや食事の栄養バランス、規則正しい生活習慣などを見直し、
日々のセルフケアを心がけるようにしましょう。

何よりも地道に続けてくことが美肌への近道です。
トラブルのないきれいな肌は自信の源。
これからは繰り返すニキビにさよならを告げ、いつでも自信にあふれる笑顔で過ごしてくださいね。